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実力勝負ができるゲーム業界
手元の携帯電話をのぞき込みながら夢中になってキー操作をする姿は、街中の定番の風景になりました。携帯電話やスマートフォンだけでなく、パソコンやタブレットPCも含めて、いまやゲームというと「CG(コンピュータ・グラフィック)世界」のゲームをさすことのほうが多いような気がします。
ついアナログなカードゲームやボードのゲームを想像してしまうのですが、カードゲームですら最近はスマホでやるタイプのことを示すようですね。
そんな大人気のゲーム業界ですが、求人の概況を見渡すとこの業界への就職希望者は極めて多いようです。人気の裏付けでもあるワケですが、大好きな仕事に関わってみたいという若い方はじつに多いようです。
しかし、そうであるにも関わらず、ゲーム業界では恒常的に人手不足だといわれていて、それこそあらゆる媒体でこの業界の求人広告を目にすることができます。ゲーム制作の現場では人手不足の声が悲鳴のように響いているというのです。
その証拠に、というワケでもありませんが、通常は求人条件が厳しいとされるシニア層に対しても、実力さえ伴えば現場のクリエイターとして道が開けているようなのです。
これは業界内でのウワサになっていることですが、実際に公共の求人情報でもゲーム業界の人手不足は如実に反映されているようです。それは、中堅どころのゲーム開発会社が定員4名のところに200名もの応募がありながら、実際に雇用できたのは2名のみ。最後の2名のワクを争ったのは、シニア層のクリエイターたちだったそうです。
ここの求人条件はかなり好条件で、給料も相場より良かったという話です。それでも、本来なら欲しい若手の人材を選択せずに、ベテランの域にある年齢層から選択したのは実力もさることながら、とにもかくにも喉から手が出るほど欲しいのは「即戦力」だというのです。
この際、定年まであと何年だから求人はお断りです、なんていういいわけをしている余裕すらないようなのです。
この状況は求人者にとって幸いなのかといえば、じつはかなりシビアな現状だといわざるを得ないのではないでしょうか。つまり、どんな人材も構わない、という「求職者天国」ではないということです。そこにはかなり徹底した「実力主義」があるのではないでしょうか。
猫も杓子も頭数さえいれば良いという職場ではない、ということなではないでしょうか。実力のない者は雇ってくれない世界だということです。
でも、そんな実力勝負の世界だからこそ、腕に自信のある者はチャレンジしてみる価値は十分にあると思うのです。